- 社名
- 株式会社エイエス電気
- インタビュー者
- 電子機器事業統括 兼 DX推進部 執行役員 中村 隆 様
川崎本社 工場長 荻原 勇往 様 - 業種
- 電子機器製造
- 企業規模
- 40名(2024年10月現在)
- 導入製品
- Shared Mee
導入先企業について
株式会社エイエス電気は、1985年に設立され、電子機器の開発、設計、試作、量産、基板修理や改修などを手がける企業です。特にBGA(ボールグリッドアレイ)リワークや基板改修で38年以上の実績を誇り、設計から量産までの一貫した生産体制を保持しています。
確かな技術力と、設計から量産までの一貫した生産体制で、多くのニーズに応えて、成長を続けています。
本記事は、Shared Mee導入を推進した執行役員の中村様と製造部の荻原様に、当時の課題やShared Mee導入の背景、今後の展望についてお話を伺いました。
【エイエス電気様 公式ホームページはこちら】
https://www.eiesu.com/
導入のきっかけと課題
ーーシステム導入を検討したきっかけ、当時の課題を教えてください
弊社では社内のスキルの見える化が課題でした。
個々のスキル把握は可能でも、会社全体でのスキルの見える化ができておらず、その結果、属人的な社員教育が蔓延していました。
そんな中、とあるIT大手企業で社員を点数制で評価する教育方針を行なっていること知り、自社でも同様の評価ができればと思い、システム化を志すようになりました。
Shared Meeとの出会い
ーーShared Meeを初めてご紹介させていただいた展示会へ参加された理由を教えてください
元々、社員台帳やスキルのレーダーチャート等をExcel上で管理していましたが、入力作業の負荷や入力時の人為的操作ミスなどでExcel管理に限界を感じ、人事DX・HR系のイベント(展示会)を調べ、2024年2月のイベントに参加をしました。
多くのシステム会社が出展している中で、分析のしやすさと使いやすさを条件に何社か見て回った際、貴社のShared Meeと出会いました。
(左:中村様 右:荻原様)
導入決定の理由
ーーShared Meeに決めた決め手を教えてください
Shared Meeに決めた大きな理由はランニングコストが安いということです。
他社製品だとシステム導入時に全社員へのライセンス付与を前提としていましたが、貴社だと必要数のみのライセンス購入をすることができたため、まずは第一ステップとして経営層分のみのライセンスを購入し、ランニング費用を安く始めることが出来ました。
また、SalesforceのUIデザインが見やすく、個人的に好きだったということもありますけどね(笑)
他にも、プラットフォームにSalesforceを利用していることから、情報の集約・分析をすることに長けているとも感じました。
Shared Mee導入後、実現していきたいこと
ーーShared Meeを活用して、今後実現していきたいことについて教えてください
現在Excelで行なっている内容を徐々にShared Meeに置き換え、システムでの運用効率向上、作業負荷の軽減を行なっている最中です。
将来的には基幹システムとの連携を行い、業績の結果を加味した人事評価の実施を目指しています。
――Shared Meeに期待することはありますか?
社員のスキルの見える化が可能となった為、まずはそれらのデータを元に今後の社員教育について対策を練っていこうと考えています。その上で、社員のスキルが属人化せず、当初狙っていた所謂”タレントマネジメント”というものをしっかりと実施したいと思っています。
――今後改善したいことはありますか?
現在使用している従来の評価制度を廃止し、Shared Meeの評価表に合わせて定量的、かつ基準が明瞭な評価指標に作り変えていこうと考えています。
※掲載内容は2024年10月取材当時のものです。